ふ か ん い し
普寛石

   忘れ去られた山里の硯石                                Discovered in 03/2005


    【特徴】―― 全体にまんべんなく金粉(超微粒子の黄鉄鉱)と石英(超微粒子)が混入しているため鋒鋩が強く磨墨が良い。      .
            小粒の玉髄が入り込んでいるものもありますが、場所によっては邪魔になるほどのものではありません。
            全て玉石を使用。渓水に揉まれ脆弱部が取れた丈夫な石です。
    【石色】―― 黒色。青黒色のものもあります。
    【石質】―― 堅く硬度高い。
    【石紋】―― 魚児隊青花。白豆斑。

    【原石】

         

    どれほどの歳月が経っているのか、               これを”仔石”と呼ぶのかどうかわかりませんが、
    水に揉まれて脆弱部が取れた卵形の石。           岩層から抜け落ち、渓水に揉まれて脆弱部が取れた玉石です。
    (左上のもので径30cm)                      直径50cmはあり、運ぶのは容易ではありません。
                                         こんな玉石があちこちに見受けられます。

                                             ※ 各画像をクリックするとそれぞれのページが表示されます。

                                        ■ 天然形のため、寸法は最長部分を表記しています。
                                        ■ 掲載の品は、漆等を施したものとそうでないものがあります。


           

             ............

             

         



          ※ 地層による石質・石色に違いはありますが、端渓や歙州の水巌石によく似た石紋が見られるため、
             中国の硯用語をお借りしました。(漢字を変換できない部分はカタカナで表示)





寂寞硯・HOME    黄雲石    寂寞石    霞ヶ石    村雨石