普寛石
【特徴】―― 全体にまんべんなく金粉(超微粒子の黄鉄鉱)と石英(超微粒子)が混入しているため鋒鋩が強く磨墨が良い。
. 小粒の玉髄が入り込んでいるものもありますが、場所によっては邪魔になるほどのものではありません。 全て玉石を使用。渓水に揉まれ脆弱部が取れた丈夫な石です。 【石色】―― 黒色。青黒色のものもあります。 【石質】―― 堅く硬度高い。 【石紋】―― 魚児隊青花。白豆斑。 【原石】 どれほどの歳月が経っているのか、 これを”仔石”と呼ぶのかどうかわかりませんが、 水に揉まれて脆弱部が取れた卵形の石。 岩層から抜け落ち、渓水に揉まれて脆弱部が取れた玉石です。 (左上のもので径30cm) 直径50cmはあり、運ぶのは容易ではありません。 こんな玉石があちこちに見受けられます。 ※ 各画像をクリックするとそれぞれのページが表示されます。
※ 地層による石質・石色に違いはありますが、端渓や歙州の水巌石によく似た石紋が見られるため、 中国の硯用語をお借りしました。(漢字を変換できない部分はカタカナで表示) |